「一生着れるTシャツ」を目指して
いくらリサイクル素材を使っても、1、2年でクタクタになってしまうようなTシャツはエコなのでしょうか?そんな思いからデニムを育てるように5年後、10年後の姿を想像しながら一生着れるTシャツを目指しました。着込んでいく程に味のある風合いが楽しめます。
〈UNKOWN REPORT(アンノウンリポート)〉
DVERGの新レーベル「UNKNOWN REPORT」は直訳で「未確認の報告書」。まだ世界には知られざる日本の伝統的な素材・技術・製法を探求し、現代の先進テクノロジーと調和させることで、革新的なプロダクトへと昇華させます。私たちは冒険心と創造的な探求によって新たな価値を生み出し、カタチある報告書を世界に発信していきます。
今回採用した生地はトルコ・エーゲ海沿岸イズミール地方で栽培される長綿の空紡フライスで、通称「エーゲ海コットン」。極限まで度詰めされた丈夫で重厚感のあるタフな生地。7オンスで厚手と言われていますが、この生地はなんと10.7オンスもあります。
裾はラウンド形状にすることでシルエットにアクセントを加え、サイドポケットにアクセスしやすいのも地味に嬉しい。
無地Tとは言え、拘りぬいた証にブランドネームを入れたい思いから、左肩の背面側に「UNKNOWN REPORT」を刺繍で配置。それでも主張し過ぎないように同色の糸を使用しています。
Tシャツだと生地が薄かったり、デザインとして配置されまともに使えないポケットも多いですが、張りがあって分厚い生地なのでポケットもしっかり使えます。