「SAKESH」

「SAKESH」

日本酒をもっと手軽に

「SAKESH(サケッシュ)」は日本酒を贅沢に使用した、スパークリング日本酒。ドベルグと老舗酒蔵の真名鶴がタッグを組み開発した、イベント限定商品です。アルコール度数は8%と通常の日本酒の半分程度。喉が焼けるような感覚やクセも少ない。日本酒がお好きな人はもちろん、普段あまり飲まない方や苦手な方にも、飲みやすく仕上げています。


日本酒をつくった理由

日本酒を手掛けることになった一番の理由は、日本酒という大切な日本文化を残したいから。日本人の日本酒離れは深刻で、ここ20年で酒蔵の4割が廃業していることをご存知だろうか。個人的にはクラフトビールやハイボールも好きですが、それと同じくらい日本酒も好きです。新しい味や楽しみ方を提案することで、日本酒に少しでも興味を持って欲しいという想いを込めています。


 

老舗酒蔵「真名鶴」

タッグを組んだのは共に福井県を拠点とする「真名鶴」。福井県大野市に位置し、江戸時代中期から続く老舗酒蔵です。四方を1000m級の山々に囲まれた水と緑豊かな土地で、伝統的な手法を守りながら、日々新しい味わいの酒造りに挑戦しています。


叔父から教わる

実は「真名鶴」は筆者(ブランドディレクター)の親戚。幼い頃から甘酒や焼いた酒粕をおやつ代わりによく食べていました。静寂で薄暗い酒蔵を、肝試し感覚で探検したのを覚えています。大人になってからも日本酒はよく飲んでいましたが、製法については詳しく知りませんでした。日本酒造りに携わることになり、改めて酒蔵を訪問。製造工程や道具の使い方など、叔父から詳しく教わりました。幼い頃に感じた酒蔵の不気味さは消え、長い歴史と想いが詰まった「神聖な場所」という印象に変わりました。

 


 

日本酒らしくないデザイン

日本酒を普段飲まない人に飲んでいただくために、あえて日本酒らしくないパッケージにしています。グラフィックは、プロスケーターとして活躍し、アパレルブランドも手掛けるアレキサンダー・リー・チャン氏。ドベルグ=ドワーフからイメージを膨らまし、遊び心溢れるグラフィックに仕上がっています。

 


 

「DRY」と「RICH」

味わいは二種類で、「RICH」は二つの純米大吟醸を贅沢に組み合わせ、柑橘系の酸味と上品な甘味が楽しめます。「DRY」はソーダ割り専用に醸造した純米吟醸を使用し、がっしりとした酸味でキリッとした喉越しが楽しめます。